児童指導員
2022年入社
児童指導員
2022年入社
01
子どもたちに運動を教えたいと思い仕事を探していた中で、運動療育を行う会社があると知り、TAKUMIに興味を持ちました。教員時代に発達障害を持つ子どもたちと関わる機会がありましたが、当時の私はその子どもたちを支援する知識や技術を十分に持ち合わせておらず、とても悔しい思いをした経験があります。その経験から、運動を通じて発達障害を持つ子どもたちを支援したいという想いが芽生えました。
運動は子どもたちの発育や発達を促進し、自己肯定感を高める効果があり、さらにソーシャルスキルを身につけるための良い手段であると考えています。また、自分の経験や強みを活かすことができる点からも、TAKUMIの取り組みに大きな魅力を感じました。
02
自分に大きく影響を与えた「できない」が「できた」瞬間を、より多くの子どもたちに経験してもらいたいと思っています。
私自身、小さい頃から運動が好きでさまざまなスポーツや運動に取り組んできましたが、その中で自分の苦手分野に直面すると、くじけそうになったり諦めそうになったりすることもありました。しかし、本当に「できない」と感じるものほど、「できた」瞬間は自分に自信を持つ大きなきっかけになると実感しています。
その「できた」瞬間の喜びや達成感を知っているからこそ、より多くの子どもたちにその経験を通じて心身共に成長してもらうことが、私にとっての成果だと考えています。
03
発信をすることと、自分の失敗を素直に受け入れることを大切にしています。チームで動く中で、私は発信が少ない人とのコミュニケーションに難しさを感じることがあります。自分が思っていることや感じていることを伝えなかったり、自分本位な行動で相手を困らせしまう行動は、チームでの円滑な連携を妨げる原因になります。また、自分の間違いが分かっていても、それを受け入れられない態度は、周囲に気を遣わせるだけでなく、自分自身の成長を妨げる要因になると考えています。
そのため、私はまず自分から発信することや、失敗を素直に受け入れることを心がけています。
04
以前、私がリードを持っていたクールの前半で時間を多く使いすぎてしまい、まだやりたいことがたくさん残っている状況で、全てを詰め込もうとしてどれも中途半端になってしまった時期がありました。その結果、上手く支援ができず、支援をしたいという気持ちと時間の使い方が噛み合わずに悩んでいました。
そんな時、先輩と話をしている中で、「子どもを一番に考えた上で行動すべき」という言葉に心を動かされました。その言葉をきっかけに、子どもにとって私の事情は関係なく、そのような理由で子どもの成長が妨げられてしまうのは非常にもったいないことだと気付かされました。
その後は、優先順位をつけて質の高い療育を提供することを心がけるようになりました。また、この経験を通じて、悩んで迷った時や答えが出ない時には、先輩方に相談することの重要性を学び、それを実践するようにしています。
05
私の理想は、子どもたち一人ひとりがそれぞれの「生きる力」を身につけることです。子どもたちがつまずくポイントや強みはそれぞれ異なり、さらに社会の大きな変化にも対応していく必要があります。その中で、自分の強みを見つけ、それを活かしながら困難を乗り越えていく力を育むためには、運動療育が大きな役割を果たすと考えています。
運動療育は、子どもたちが直面する課題の解決プロセスを学ぶ場であり、その過程で得た経験は成長の糧となります。この考えは、会社のバリューである「学び高めあう」や「変化に対応する」に一致しており、私はこれを実現していきたいと考えています。
06
私が取り組んでいるのは、本を読むことと自己分析です。本を通じて知識を身につけた上で、自分が何をできていて、何ができていないのかを明らかにします。そして、できていないことを克服するために、必要なスキルや行動、具体的な手立てを計画的に考えています。
また、自分だけでは足りない部分を十分に見つけられないと考えているため、チームのアドバイスや意見に積極的に耳を傾け、フィードバックをいただくよう心がけています。このような取り組みを通じて、自分自身の成長を目指しています。
07
より多くの子どもたちに手厚い支援ができるよう、教室体制の強化や支援内容の見直し・共有、社員の教育体制がもっと充実すれば嬉しいと感じています。子どもたちの成長をさらにサポートするために、全スタッフの技術や知識を共有し合い、一緒に成長できる環境がもっと整っていくことに期待しています。
08
子どもたちにより良い支援を提供するためには、指導員の知識や技術が大きな影響を持つと考えているので、業務領域を広げ、社員研修や採用業務にも関わりたいと考えています。自分自身が子どもたちと直接関わることも重要ですが、指導員に質の高い知識や技術を提供・共有することで、より多くの子どもたちに良質な支援を届けられると信じています。
そのため、現在は現場で先輩方から多くの知識や技術を学び、吸収することに力を入れています。また、保護者の方々と直接話をする中でニーズを把握したり、子どもたちと関わる中で実際の支援の課題を見つけたりすることを通じて、現場の声や課題を深く理解するよう努めています。これらの経験を活かして、将来的により多くの子どもたちとスタッフを支える仕組みづくりに貢献したいと思っています。
09
私は未経験でこの業界に入りました。不安や心配もありましたが、実際に子どもたちと関わると、とても楽しく、やりがいを感じています。まだまだ未熟で、日々学ぶことばかりですが、その中で自分の成長を実感できるのが大きな喜びです。
この業界は答えがないからこそ、周囲の人と助け合いながら工夫を重ねることが求められます。その過程を楽しみながら取り組める、とても素敵な仕事だと思っています。