TAKUMI(たくみ)南千住教室
2025年入社
TAKUMI(たくみ)南千住教室
2025年入社
01
幼稚園実習で、発達に不安のあるお子様やグレーゾーン、発達障害のあるお子様が通う「就学前準備教室」を実施している園に伺いました。
実習中に入らせていただいた年長クラスで、担任の先生から「この子は普段の教室では自分の意見や気持ちをあまり表に出せないけれど、就学前準備教室ではよく話してくれるんです」と教えていただきました。
その時、発達に特性のある子どもたちが、大人数の集団の中では自己発揮が難しい現実を実感しました。
そんな中で出会ったのが、「すべての人がキラキラと輝ける世界を創る」という理念を掲げるTAKUMI(たくみ)です。担任の先生の言葉と企業理念が自分の中で一致し、「ここでなら、自分の目指したい支援ができる」と強く感じました。
私自身も、子どもたち一人ひとりが自分らしく輝けるよう、特に“運動”という自分の得意な分野を通じて関わり、安心して自己発揮できる環境づくりに貢献したいと思い、入社を決意しました。
02
学生時代、塾講師と、300人規模の子どもたちを引率するツアーアルバイトの両方を経験しました。
塾講師としては、子どもが「分からない」と感じる背景を「なぜだろう?」と考え、ひとつずつスモールステップで教える力を身につけました。また、ツアーの引率では100人以上の子どもたちや講師スタッフをまとめるために、「どうすれば伝わるか」「どうすれば動いてもらえるか」を常に考え、実践してきました。その結果、相手に分かりやすく伝える力も磨くことができたと感じています。
これまで培ってきた経験とスキルを活かし、TAKUMIでは子どもの行動一つひとつに「なぜだろう?」という視点を持ち、個々に合ったスモールステップを考え、成長を支えていきたいと思っています。また、保護者の方にはお子さまの様子を丁寧かつ分かりやすく伝えることで信頼関係を築き、「TAKUMIなら安心して預けられる」と感じてもらえるよう努めていきたいです。
03
私が特に大切にしているのは、「子どもや保護者からの情報を丁寧に共有すること」と「わからないことを素直に質問すること」です。
教室では支援員全員がチームとなって子どもたちを支えていくため、一人ひとりの様子や保護者の方からいただいた情報を共有することは、適切な療育につながると考えています。
また、支援の場面では、「なぜその支援を行ったのか」という理由を、自分の意見も交えて質問するようにしています。そのようなやり取りを通して支援の意図を理解し合い、支援方法を共有できるだけでなく、自身の知識や視点も広がっていくと感じているからです。
04
引率のアルバイトで、たくさんの子どもと関わりながら、大人数をまとめる役割を担った経験は、私にとって大きな自信となり、現在の仕事にも活かせていると感じています。
アルバイトで出会う子どもたちは毎回「初めまして」の子たちで、泊まりがけだけでなく日帰りのツアーも多く、限られた時間の中で信頼関係を築く必要がありました。
そこで私がたどり着いた答えは、「子ども心を忘れず、一緒になってたくさん遊び、たくさん笑うこと」でした。
信頼関係が築けることで、子どもたちも指示を聞いてくれるようになり、注意も素直に受け止めてくれるようになります。こうした経験から、信頼関係の構築は支援の土台として非常に大切だと実感しています。
また、大勢の子ども達・講師に、指示を出したり場を盛り上げたりしてきた経験は、今でも子どもたちの前でリードを取る場面で大きく役立っていると感じています。
05
子どもたちには、運動を通して楽しく過ごしながら「できた!」という達成感をたくさん味わってほしいと思っています。
そのためにも、まずは私自身がバリューにもあるように「楽しみながら」子どもたちと関わることを大切にしています。私が楽しんで関わることで、その楽しさが子どもたちにも伝わり、一緒に笑顔になれるような関係を築いていきたいと考えています。
06
まずは、先輩支援員のリードの仕方や子どもとの関わり方を観察することを大切にしています。
ただ見るだけでなく、「なぜその支援メニューを選んだのか」「なぜそのような声かけや関わり方をしたのか」といった“意図”を、子どもの様子やその時の環境も踏まえて考えるようにしています。そして、分からないことや疑問に思ったことは積極的に質問するよう心がけています。
また、自分が対応したお子様について悩んだときは、「なぜその支援を行ったのか」「どんな成果があったか」「どんな反省点があるか」などを整理し、先輩支援員に相談しています。
教わったことや振り返って見つけた課題は、すぐに次の療育に活かせるよう意識して取り組んでいます。
そのほかにも、SNS上で見かけた療育に関する動画や投稿の中で参考になりそうなものは保存し、自分なりに学び続ける姿勢を大切にしています。
07
運動療育を行う事業所として、療育や障害に関する知識だけでなく、「運動」に関する知識も支援の質を高めるうえで非常に重要だと感じています。
そのため、今後もさまざまな運動に関する研修などに積極的に参加し、学んだことを日々の療育に活かして、支援の向上に努めていきたいと考えています。
08
支援の目標は、子どもたち一人ひとりのペースに寄り添いながら、「できた!」という成功体験を少しでも多く積み重ねていけるよう支援することです。
個人としては、療育に関する知識はもちろん、運動面の知識も深めながら、保護者や他の支援員からも信頼される存在になれるよう努力していきたいと考えています。
将来的には、マネージャーとして教室運営にも携わり、より広い視点から子どもたちの成長を支えられるような役割にも挑戦していきたいです。
09
毎週会っている子どもでも、天候やその日の体調・気分によって、テンションや指示の通り方が全く違うことがあります。
そのため、前回うまくいった支援が、今日はうまくいかない――というように、日々試行錯誤の連続です。
ですが、そうした日々の試行錯誤の積み重ねが、長い目で見たときに子どもの確かな成長につながっていると感じます。そして、自分自身がその成長に関わり、貢献できていることに大きなやりがいと面白さを感じられる仕事だと思っています。
子どもとの信頼関係を大切にし、寄り添いながら、一緒にたくさん遊び、たくさん笑って、ともに成長していきたい。
そんな思いを持って子どもたちに向き合いたいと思ってくださる方を、心からお待ちしています。