児童指導員

喜島さん(児童指導員)

2023年入社

現役児童指導員へインタビュー

01

TAKUMIに興味を持ったきっかけを教えてください

私はこれまで6年間、保育士として勤めてまいりました。その中で、特別な支援を必要とする子どもたちに「もっと時間をかけてじっくり向き合いたい」という思いが強くありました。しかし、クラス全体を管理しながらでは、その思いを十分に実現することが難しく、もどかしさを感じていました。
また、当時は特別支援に関する知識が乏しく、集団生活が苦手な子どもたちがどうすればみんなと楽しく過ごせるようになるのか、日々試行錯誤していました。

そんな中、TAKUMIの「子どもたちに笑顔と自信を」という理念に出会い、大きな感銘を受けました。TAKUMIなら、一人ひとりにじっくりと向き合い、その成長をより手厚く支援できると確信し、ぜひここで働きたいと思いました。

02

過去の経験やスキルを活かして、TAKUMIでどのような成果を挙げたいと考えていますか?

前職ではチームワークを大切にし、職員全員が働きやすい環境づくりに努めてきました。行事リーダーを務めた際には、各職員の強みや得意分野を活かせるような役割分担を行い、意見交換ができる場を設けることで、スムーズで効率的な運営を心がけました。また、職員間の交流を深めるため、ビンゴ大会やバレーボール大会を企画するなど、明るく風通しの良い職場づくりにも力を入れました。

これらの経験を活かし、TAKUMIでも職員同士が気軽に相談や情報共有ができ、全員が楽しく働ける環境を築いていきたいと考えています。また、一人ひとりの意見を尊重しながら協力し合い、子どもや保護者の方にとって安心して過ごせる場を提供していきたいです。

03

チームを円滑にする喜島さんが持っているコミュニケーションスキルについて教えてください。

私は、笑顔で接することと相手の立場に立って考える姿勢を大切にしています。
相手の気持ちを想像し、意見を尊重しながら会話をすることで、自然と信頼感や安心感が生まれると考えています。また、支援方法の相違などで難しさを感じた際には、積極的に話し合いの場を設け、「どのように進めれば良いか」を一緒に考えるよう心がけています。

こうした対話は、チームの連携を深めるだけでなく、支援の質を向上させるためにも欠かせない重要な要素だと信じています。

04

喜島さんの過去の経験や成果の中で、最も誇りに思うものは何ですか?それがなぜ重要だと考えますか?

保育士時代には、保護者の方々との信頼関係を築くことを最優先に取り組んできました。お迎えの際には、子どもの体調や様子を報告するだけでなく、成長を感じる瞬間やその日の微笑ましいエピソードをお伝えするよう心がけていました。また、難しい要望をいただいた際には、否定から入るのではなく、まず保護者の気持ちをしっかり受け止めた上で、職員間で話し合い、できる限りの対応を検討するよう努めました。

こうした日々の積み重ねによって、「先生が担任で良かった」といったお言葉をいただく機会が増え、信頼関係を構築できたと実感しています。さらに、信頼関係が深まることで、普段あまり家庭の様子をお話しされなかった保護者の方からも、休日の出来事や家庭での悩み事などを打ち明けていただけるようになり、園と家庭が一体となって子どもを支える環境を築くことができました。

この経験を通じて、保護者との信頼関係こそが子どもの成長を支える重要な基盤であると気づかされ、大切な学びとなりました。

05

喜島さんの理想や価値観は何ですか?当社のバリューや文化との一致や違いについてどう考えていますか?

私の理想は、子どもたち一人ひとりが安心して成長できる環境をつくることですが、その実現には、まず支援者が心身ともに健康であることが重要だと考えています。支援者が健康で前向きな状態でいられるからこそ、子どもたちに寄り添い、質の高い支援が可能になるのだと思っています。
TAKUMIのバリューの【おもしろさ、ワクワク感を私たちと関わる全ての人へ】の「自分が楽しむ」や【チームワークを発揮する】という考え方は、私の価値観と一致しているため、今後もこの環境で、支援者としても人としても成長し続けていきたいです。

06

新しいスキルや知識を習得するための取り組みや、自己成長についてどのようなアプローチを取っていますか?

子どもたちと関わる中で生じた疑問をそのままにせず、解決に向けて学び続けることを大切にしています。
現場では、職員に相談して新しい視点を得たり、本やインターネットを活用して「子どもの行動の背景にはどのような理由や特性があるのか」を深く理解するよう努めています。また、SNSを活用して他の療育現場の取り組みを参考にし、運動スキルを伸ばすための効果的な練習方法やアプローチを学んでいます。

今後も自己成長を続け、支援の質の向上に繋げていきたいと考えています。

07

今後TAKUMI(イニシアス株式会社)はどのようになっていってほしいですか?

「運動療育」といえば真っ先にTAKUMIの名前が挙がるような、業界で高い認知度を誇る企業へと成長してほしいと願っています。
また、保護者や子どもたちが満足できる支援を提供し続けることが何より大切だと考えています。そのためには、社員一人ひとりが働きやすい環境をさらに整えることが必要であり、職場環境の向上が結果として子どもたちへの支援にも良い影響を与えると信じています。

これからもTAKUMIが「安心できる場」であり続け、より多くの子どもたちに笑顔と自信を届けるため、共に成長していきたいです。

08

当社での長期的なキャリアのビジョンや目標は何ですか?その達成に向けてどのような準備や計画をしていますか?

私の長期的な目標は、子どもたち一人ひとりの可能性を引き出す支援を行うと同時に、チーム全体を支える存在になることです。支援者同士が働きやすい環境を整えるだけでなく、悩んでいる仲間に的確なアドバイスを届けられる、頼れる存在になりたいと考えています。そのために、専門知識の習得やスキルアップに向けた情報収集を怠らず、日々の学びを大切にしていきます。

こうした取り組みを通じて、子どもたちやそのご家族、そして支援者全員が安心して過ごせる環境づくりに貢献していきたいと考えています。

09

児童福祉業界を目指す方へメッセージをお願いいたします!

子どもとのかかわりには正解がないため、悩むことも多いですが、「〇〇ができた!」と喜ぶ姿や、少しずつ成長していく様子を見ると、大きな喜びとやりがいを感じます。また、私たちの日々の努力が子どもたちの成長に直結するという点にも、大きな魅力を感じています。

この仕事では、チームワークが不可欠です。悩んだ時には一人で抱え込まず、仲間と助け合いながら進めていくことが大切だと思います。みんなで協力して楽しく働くことで、より良い支援に繋がると考えています。悩みをチャンスに変え、前向きに楽しみながら働いてほしいと願っています。


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