児童指導員

榊原さん(児童指導員)

2022年入社

現役児童指導員 へインタビュー

01

TAKUMIに興味を持ったきっかけを教えてください

私は新卒で入社した前の会社で運動療育というものを初めて経験しました。そこで発達障害を持つ子どもたちと関わり、この仕事の“楽しさ”や“やりがい”を感じました。その経験を通じて、運動療育が子どもたちの成長や可能性を広げる大きな力を持っていることを実感しました。転職活動中に、TAKUMIを知り、同じ運動療育を通じて未来のある子どもたちをサポートし、一人ひとりの可能性を引き出しながら笑顔を増やしていきたいと考えたことがきっかけです。

02

過去の経験やスキルを活かして、TAKUMIでどのような成果を挙げたいと考えていますか?

TAKUMIに通う子どもたちの中には、心のどこかで「生きづらさ」を感じている子どもがいます。
私はこれまで25年間生きてきて、「人に助けを求める」ことが苦手でした。何でも一人で抱え込んでしまい、迷惑をかけたくないという気持ちから、物事がなかなか解決に進まないことを何度も経験しました。
そんな中、高校生のとき、部活の先生や先輩に「困った時は助けを求めていいんだよ」と言われたことが、私にとって大きな救いとなりました。
この経験を通じて、子どもたちには将来、社会に出て多くの人と関わる中で、困ったときに周りの人に助けを求められる力を身につけてほしいと願っています。そして、心に抱える「生きづらさ」を少しでも軽くしてほしいと思っています。そのために、日々子どもたちの様子を観察し、小さな変化にも気づき、発信しやすい環境づくりを心がけています。

03

チームを円滑にするあなたが持っているコミュニケーションスキルについて教えてください。

私は、チームを円滑にするために、自分の仕事に加えて一緒に働く先生方の仕事にも目を向け、全体の流れを把握することを大切にしています。気づいたことがあれば、すぐに発信し、問題を共有することでスムーズなコミュニケーションを図ります。また、常に「自分にできることは何か」を意識し、チームの一員として自分の役割を果たせるよう考えながら行動しています。このように、積極的にコミュニケーションを取ることで、チーム全体が協力し合える環境づくりを心がけています。

04

榊原さんの過去の経験や成果の中で、最も誇りに思うものは何ですか?それがなぜ重要だと考えますか?

高校3年間、私はサッカー部のマネージャーとしてチームのために全力を尽くしてきました。当時、私の代のマネージャーは私一人でしたが、部員が練習に集中できるよう環境を整えたり、困っていることがないか常に考えながら、毎日のサポートに努めました。できることが限られる中でも工夫を重ね、部員の力になれたことに大きなやりがいを感じていました。引退の際、「あなたがマネージャーでよかった、ありがとう」と言われた瞬間は、私にとって忘れられない宝物です。この経験を通して、人のために働くことの楽しさとやりがいを学びました。そして今、この仕事にその経験が生きていると日々実感しています。

05

榊原さんの理想や価値観は何ですか?当社のバリューや文化との一致や違いについてどう考えていますか?

私の理想は、子どもたちが社会で生きていく中で、TAKUMIでの「できた」という経験を通じて、自信を持ってさまざまなことに挑戦できる世界を築くことです。そして、「すべての人がキラキラと輝ける世界を創る」という当社の企業理念が実現する未来を心から待ち望んでいます。

06

新しいスキルや知識を習得するための取り組みや、自己成長についてどのようなアプローチを取っていますか?

常日頃から、他の先生方の療育や指導に目を向け、子どもたちや保護者との関わり方、リードの進め方など、すごいと感じたところや良い部分を見つけて学ぶことを大切にしています。まずはそのまま真似ることで理解を深め、その後、自分のスタイルに合う形で取り入れるよう心掛けています。また、毎日行う終礼では、他の先生方の意見や考え方に耳を傾け、それを素直に受け入れる姿勢を大事にしています。その中で、自分がどのように感じたのかを自己分析し、次に活かせるよう努めています。こうした取り組みを通じて、常に新しい知識やスキルを吸収し、より良い指導ができるよう自己成長に励んでいます。

07

今後TAKUMI(イニシアス株式会社)はどのようになっていってほしいですか?

より多くの子どもたちを運動療育を通して支援するためには、まずTAKUMIを多くの方に知ってもらうことが重要だと考えています。そのために、職員の知識と技術の向上を目指して定期的な研修を実施するとともに、他教室との交流を活発にし、支援方法や実践の情報共有を進めていくことが大切です。また、スタッフ全員が一丸となり、子どもたち一人ひとりにより良い支援を提供できるよう、組織全体での体制強化にも力を入れてほしいと願っています。こうした取り組みを通じて、TAKUMIが子どもたちとその家族にとってさらに頼れる存在になっていきたいと考えています。

08

当社での長期的なキャリアのビジョンや目標は何ですか?その達成に向けてどのような準備や計画をしていますか?

私は小さい頃から、「子どもにかかわる仕事に就くこと」を第一に考えてきました。現在、子どもたちと運動や創作を通じて日々関わる中で、一人ひとりが挑戦し、「できた!」と感じる瞬間や、その成長を目の当たりにすることが私の大きな喜びとなっています。子どもたちの笑顔や小さな成功体験を一緒に分かち合う中で、「現場」で関わり続けたいという思いは強くなっています。そのため、私は“一生現場主義”で、子どもたちの未来を支える存在でありたいと考えています。

09

児童福祉業界を目指す方へメッセージをお願いいたします!

私はこの仕事に誇りを持っています。先生方はいつも元気で笑顔で子どもたちを受け入れ、苦手なことも楽しめるしめるように工夫したり、自信を持てるよう「褒める」ことを大切にしていること、子どもたちの為に全力を注いでいます。自分の声かけで子どもたちのできることが増えたり、成長を感じることができるやりがいのある仕事です。また、TAKUMIは“福祉=暗い大変”という世間的なイメージを覆すようなとても明るい職場です。子どもたちの為に仲間と協力し合い、よりよい支援を届らえるよう一緒に働いてくれる方をお待ちしています。


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