作業療法士を目指している方にとって、まず考えておきたいのが志望動機です。
ほとんどの履歴書に志望動機欄が用意されているため、重要な記載事項です。
この記事では作業療法士の志望動機について、関東地方・関西地方に展開する児童発達支援・放課後デイサービス「TAKUMI」の石垣が詳しく解説します!
目次
作業療法士の志望動機を書く際のポイント3つ
志望動機を書く際に押さえておきたいポイントが3つあります。
この章では、書く際のポイントを詳しく解説します。
志望先の情報を調査する
志望先に関する情報のリサーチはとても大事な作業です。
志望先によって理念や方針などは異なるため、必ず事前にチェックしておきましょう。
調査方法は、ホームページ・SNS・ブログ・資料・オープンキャンパスなどがあげられます。
志望先ごとに違う理念を踏まえたうえで、ふさわしい志望動機を書くことが大切です。
動機を具体的に記載する
「この理念、方針に共感した」など具体的に書くのがポイントです。
具体的に書くことで、採用する側に熱意が伝わり好意的に受け止めてもらえるきっかけになります。
志望先の理念や方針、実際に見学して感じた雰囲気などを盛り込みアピールすることが大切です。
そうすることで、自分の志望先への想いに説得力が増します。
自らの実体験を組み込む
自分や家族など身近な人の実体験を踏まえることで、志望動機にオリジナリティーが増します。
なぜ作業療法士になりたいのかという理由が明確になり、採用する側に想いが伝わりやすくなるためです。
たとえば「患者さんに寄り添える作業療法士になりたい」よりも「〜の経験があり、自分も同じように患者さんに寄り添える作業療法士になりたい」の方がより具体的に伝わるでしょう。
身近に作業療法士がいる場合、仕事内容や心動かされた体験などを聞くのも一つの手です。
【パターン別】作業療法士の志望動機の例文
志望動機は、求職者のステーテスや志望先によって伝えるべき内容が異なります。
この章では主なパターン別の志望動機を紹介します。
新卒・未経験者
【学生時代の部活動の怪我で、お世話になったことがある】
学生時代、サッカー部として活動していましたが、試合で怪我をしてしまいしばらく試合に出られず、憂鬱な日々を送っていました。
そんな時に僕のリハビリを担当してくれた理学療法士さんが親身に話を聞いてくれて、身体面だけでなく精神面においても支えてくれました。
結果見事に完治し、部活動に復帰することができました。
あの時の感動をもとに進みたい、作業療法士としての道はまさに「患者様にまごころをもって対応する」という企業理念にぴったりだと感じております。
貴社の理念を胸に、作業療法士として尽力したい所存です。
作業療法士経験者
【ブランク期間を経て復職したい】
病院にて三年間勤務後、結婚・出産を機に退職しました。
子育ても落ち着いたので、改めて自身の資格やスキルを活かすべく作業療法士として働きたいと思い、志望しました。
多少のブランクはございますが、これまでの経験やスキルを活かし、利用者様一人ひとりに寄り添ったサポートができればと思います。
「地域密着型のサポートを実現」という貴社の理念に共感し、またライフステージに合わせた働き方を応援するという点にも魅力を感じ、志望致しました。
異業種からの転職
【接客業の経験を活かして働きたい】
私はこれまで接客業に5年間勤めてきました。
昔から人と接するのが好きで、常に人の役に立てる仕事に従事したいと考えておりました。
接客を通して、お客様に喜んでいただける顔を見るたびにやりがいを感じてきたためです。
患者様と会話を重ねながら、身体面だけでなく精神面をサポートする作業療法士に以前から興味を持ち、この度資格も取得しました。
未経験からのスタートなので、並ならぬ努力が必要かと思いますが、これまでの仕事で培った責任感や人に寄り添う力を活かしながら先輩方から吸収し、1日でも早く患者さんのお役に立てればと思います。
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「TAKUMI」は、少人数制で子どもたち一人ひとりに合った療育を実施する児童発達支援・放課後等デイサービスです。
関東地方・関西地方に多くの教室を展開しているため、興味をお持ちの方はぜひ下記からチェックしてみてください。
まとめ
作業療法士は患者さんの身体面だけでなく、精神面をサポートし社会復帰を助ける大切な仕事です。
自身のライフステージや志望先によって志望理由は異なってくるため、調査をしっかり行ってから志望理由を作成しましょう。
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