「学習支援員について知りたい」
「学習指導員とは何が違うの?」
学習指導員に興味を抱きながらも、仕事内容や働き方のイメージがわかないという方もいらっしゃることでしょう。
学習支援員は主に、小学校や中学校で教員の業務支援をする仕事です。
具体的には特別支援級の子どもなどに対してサポートをする仕事が中心です。
この記事では、関東地方・関西地方に多くの教室を展開する児童発達支援・放課後デイサービス「TAKUMI」の事業部長である石垣が学習支援員の仕事内容やなり方について詳しく解説しています。
目次
学習支援員とは?
学習支援員は小学校または中学校において、教員の業務支援を行います。
この章では学習支援員について詳しく解説します。
学習支援員の仕事内容
学習支援員の仕事内容は主に、特別支援学級に属する児童生徒の学習や生活を支援することです。
具体的には仕事があります。
- 特別支援学級での教師の授業運営のサポート
- 教材作成補助や授業準備補助
- 通常学級での授業時の特別支援学級児童のサポート
- 持病のある子のサポート
- 勉強が苦手な子のサポート
各自治体によって仕事内容は異なりますが、児童や担任教師のサポートが主な仕事です。
学習支援員の勤務先
勤務先は多くの場合、小中学校です。
サポートを必要とする子が増えた場合や、支援員が足りなくなった学校で募集がかかります。
自治体において会計年度任用職員という雇用形態で雇用されます。
年度単位の雇用のため非正規の契約社員やアルバイトと同じ雇用形態で、勤務時間は1日4〜7時間、勤務日数は週3〜5日であることが多いです。
求人は自治体ごとに出されていることが多く、募集条件なども異なるためあらかじめ確認しておきましょう。
学習支援員と学習指導員の違い
学習支援員と学習指導員は混同されがちですが、仕事内容や求められる役割が異なります。
この章ではそれぞれの特徴を解説します。
学習支援員
教員が児童の指導や教材研究に注力できるようにサポートすることが目的です。
自治体によって異なりますが、教員免許等の資格は必要ありません。
教師のようにひとりで何人も見るということは少なく、基本的にひとりの支援員がひとりの児童を見守る体制になります。
「教科を教える自信はないけど、子どもと接することが好き」という方にもおすすめできる仕事です。
学習指導員
公益社団法人日本通信教育振興協会が認定する資格であり、取得には学習指導員講習の受講が必要です。
小中学校で非常勤講師をしたり、課外活動の講師として活躍したりします。
基本的な仕事は学習支援員と同じく教員のサポートですが、知識や技能を活かして教える側に立つこともできるのが特徴です。
学習支援員になるには?
学習支援員は多くの場合、教員免許を必要としません。
そのため、教育に携わった経歴がなくとも、求人サイトや市区町村のホームページから応募できます。
求人によっては教員免許の資格取得者や、教育機関での就業経験が問われる場合もあるので、応募先の求人情報を確認しましょう。
問われる可能性の高い資格は以下のとおりです。
介護福祉士
保育士・看護師
学習支援員に向いている人の特徴
学習支援員に向いている人の特徴は以下のとおりです。
子どもや先生とコミュニケーションを取るのが苦ではない人
ストレス耐性がある人
学習支援員は1人でこなす仕事はほとんどなく、子どもや先生同士でコミュニケーションを取り、協調しながら作り上げてく仕事です。
そのため、周囲との信頼関係を築くためのコミュニケーションが非常に重要です。
また、子どもの成長などの結果がすぐに出るものではないので、根気強く続けていく精神力や寛容な心も持ち合わせているとよいでしょう。
【学習支援員をもっと詳しく知りたい方は下記をチェック】
学習支援員の志望動機で抑えるポイントとは?例文や注意点も解説
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まとめ
学習支援員は学習指導員と混合されがちですが、その役割は違います。
教員が自分の仕事に集中できるようにサポートすることが主な仕事です。
特に必要な資格などはありませんが、求人によっては教員免許を必要としていたり、教育機関での実務経験が問われたりするのであらかじめ募集要項を確認しておきましょう。
自分に合った求人を見つけてぜひ学習支援員として働いてみてください。
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